2010年7月10日 立山お鉢周り(縦走)
日(曜) |
2010年 7月10日(土) |
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行き先 |
室堂〜室堂 |
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天候 |
曇り、霧強し、一時日差し、後半雨 |
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メンバー |
単独行 |
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コース |
到着時刻ー出発時刻 |
所要時間 |
室堂 |
8時15分 |
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一の越 |
9時 5分ー9時10分 |
50分 |
雄山 |
10時 5分ー10時15分 |
55分 |
大汝山 |
10時40分ー10時45分 |
25分 |
富士の折立 |
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真砂岳 |
11時30分ー11時35分 |
45分 |
別山 |
12時15分ー12時20分 |
40分 |
別山乗越(剣御前小屋) |
12時40分ー12時50分 |
20分 |
雷鳥沢キャンプ場 |
13時55分ー14時 5分 |
65分 |
室堂 |
15時00分 |
55分 |
長期予報では梅雨の晴れ間とのことであった。雨さえ降らなければそれでいい。朝一の電車で向かった
けれども立山駅はご覧の通りで、2番目の臨時ケーブルに乗る。
室堂ターミナル前の雪は無くなっており、石碑前で出発の写真を撮る。今日の予定は縦走であるが
無理はしないで行けるところまでという軽い気持ちであった。何か忘れていると思ったら手袋であ
った。ズボンのポケットに手を突っ込んだままのトレッキングになった。服装は山行きではない。
その辺の暇人が、場違いで来ているというコンセプトであり、完全に浮いていた。
8時15分出発
9時 5分 一の越山荘前である。霧が濃くて何も見えない。
10時 5分 雄山の社務所前である。祠のあるところへは500円もかかるので
や〜めた。
10時40分 大汝山(3015m)の山頂である。いつもながら混雑しており、
看板だけ撮影した。
大汝山の休憩所前である。たくさんの人がいるので写真のみ写してさっさと行く。
11時30分 真砂岳
富士の折立に登ろうと考えたいたが、不安定な上に絶壁であり、2名ほど先に登って
いたのでスルーした。真砂岳の三角点である。ここで、若者2名と話をする。縦走で
あった。こっちもここまで来たら後には引けないので付き合うことにする。5時の最終
まで間に合うかの質問を受けたが、別山経由は初めてなので、逆算して13時に御前小屋
を出れば間に合うだろうと答えた。また、間に合わんかったら泊まるしかないなあ、という
言葉を付けたした。これは、自分に向かって吐いた言葉であった。彼らは2名で来ていたが
早いのなんの、直ぐに見えなくなった。
12時15分 別山
感動ものであった。これまで数回拒まれ続けた山であった。やっとお目にかかった。
ここで素敵な女性と話をする。写真を撮っただけだが・・・。
12時40分 別山乗越(剣御前小屋)
ここまで来ればもう安心である。昼食にパンを1個10分で食べ、直ぐ出発である。
雷鳥坂は下りである。前に転落もしている。一応アイゼンを持ってきている。しかし
夏道は奇麗に出ており滑落することはなかった。気が付いて振り返ると別山で会った
女性がすぐ後ろに来ている。若いだけにものすごいスピードであった。自然に歩きながら
会話をした。約1時間ほどだったが、疲れを忘れさせてもらえた。感謝感謝である。
ここで、足が笑うようになっており、コムラ返りの一歩手前に状態であった。
13時55分 雷鳥沢キャンプ場
2人でベンチに腰掛け、ホームページを作っていると話、「ぜんちのへや」「検索」の
メモを渡す。ついでに名前も聞く。県外から来ているKさんであった。ここから
の急坂を普通に歩いて行ってしまった。若いということは羨ましいなあ。
時間に間に合うことは分かったので、クロユリを探して戻ったが見つからなかった。
また、来年である。
ターミナルで雨具を片づけていたら、微笑む顔が2つあった。真砂岳であった青年
である。彼らは、別山乗越でゆっくり昼食を採っていたらしい。同じ時刻に着いた
わけだ。お互い間に合ったことを祝福しあった。