2012年 4月21日 雄山

日(曜) 2012年 4月21日(土)
行き先 雄山
天候 晴れ
メンバー 単独行
コース 到着時刻ー出発時刻 所要時間
室堂ターミナル  9時15分
一ノ越 10時40分ー10時50分  85分
雄山 12時25分ー12時30分  95分
四ノ越(昼食) 13時 5分ー13時20分  35分
一ノ越 14時00分ー14時 5分  40分
室堂ターミナル 15時30分  85分
合計 340分(5時間40分)


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 家人の予定が日曜出勤に代わり土曜日が休みとなっていた。天気予報も上々である。しかし、土曜日は疲れを休めたいところである。
 体調は万全ではなく、軽い頭痛がする。また、混んでいるのだろうと立山駅に着くと待ち無しでキップが買えた。ドアーtoドアーで 自宅を朝6時に出ても9時前に室堂に着く。おまけに2時間熟睡が出来る。地元はいいねえ。

 今日は無理をしない予定である。アイゼンの締め方は覚えているかな、と心配したが覚えていた。皆、登山靴のまま進む。 確かに道はよく整備されているが、一ノ越手前の急坂は登れないだろうと、自分は最初からアイゼンを付ける。

 案の上、途中の足場が悪い場所で苦労しながらはめていた。

 室堂から一ノ越山荘や雄山の社務所が見える。素晴らしい天候だ。雪質はしっかり締まっており、自分の体重でもゴボることはなかった。 今日の目標は、一ノ越までは逸る気持ちを抑えて出来るだけゆっくり行くことにした。最初なので体を慣れさせなければならないことと 高山病対策である。前は30分ほどで着くことができたが、この後が大変であった。

私が注目するのはスノーボードやスキーのシュプールである。シュプールが見えていると凍っていないと分かる。

 一ノ越山荘前である。チョットタイマーに間に合わずこんな恰好になっている。これはこれでいい。 去年よりも雪が少ないような気がする。  

 毎年、積雪のバロメーターにしている一ノ越山荘のトイレの屋根である。昨年と同じくらいか。雪がしっかり締まっており 歩きやすいので少ないと思うのかもしれない。

 一ノ越山荘前から見た雄山への尾根である。岩がところどころ出ている。ルーとはほぼ直登になっている。夏道とは大きく異なっている。 毎年この時期に来ているが今日の雪質は最高である。大勢の人が登っていく。ほとんどが12本アイゼンである。女性はアルミアイゼン も見える。ごく稀に、簡易アイゼンで登る人もいる。ピッケルも3cmほどささり、怖い場所も沢山あったが、どうにか登れた。

 頂上の社務所の状態である。昨年よりは少ないように思う。

 突然、大きな用が発生したので、雄山神社は遠くから「初詣」をした。

 頂上からの風景も一枚入れた。  

 自分といっしょに登ってきた人と写真の取り合いである。

   「最高だぁ〜〜〜! 春山スタートだ!」

三角点がチャント露出しているんだ、と新鮮な驚きがあった。敬意を表して一枚撮る。   

 途中で大きな用を済ませ、四ノ越で若い人たちが食事をしているので、食べる。しかし、パンすら喉に通らず断念した。 下山では、滑落の予防のためにヘルメットを装備する。中には、ザイルを出しているグループもいたし、ハーネスも装備 している人たちもいた。

 しかし、ヘルメット姿も似合うなあ。   

 白い雷鳥が5m先に居る。下山では全てザックの中なので普通は撮らないが「白い雷鳥が見た〜〜い。」という リクエストもあり、急斜面でザックをビレイしながら、手袋を飛ばされないように慎重にカメラを出して数枚撮影した。 シャッターを押す時と、シャッターが切れるまでにタイムラグがあり、押したときは真正面だが切れた時には動いている。 すいませ〜ん。撮影失敗です。

一ノ越山荘前50m位からシリセードをやる。真の目的は滑落停止訓練である。今回もピッケルでブレーキを掛けているが 腕にかかる負荷が大きく外れてしまった。まあ、練習だからいいようなものの本当に滑落したら停まれないことになる。 腕の力の鍛錬の重要さも学んだ

 帰りの電車は、特別車であった。豪華な雰囲気が楽しめた。車内販売もしており、何人かコーヒーを頼んでいた。

 帰りは決まってラーメンである。今日は登頂できたので、全部乗せである。



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