2012年 8月12日、13日 槍ヶ岳(下見)

日(曜) 2012年 8月12日(日)、13日(月)
行き先 槍ヶ岳(下見)
天候 晴れ、大雨
メンバー 単独行
コース 到着時刻ー出発時刻 所要時間
上高地バスターミナル 11時20分
明神 12時10分ー12時20分  50分
徳沢 13時 5分ー13時15分  45分
横尾 14時15分ー14時25分  60分
一ノ俣 15時15分ー15時25分  50分
槍沢ロッジ(宿泊) 16時 5分  40分
槍沢ロッジ  4時45分
ババ平キャンプ場  5時25分ー 5時35分  40分
(退却)  6時35分ースルー  60分
槍沢ロッジ  7時30分ー 7時40分  55分
横尾  8時50分ー 9時00分  70分
徳沢  9時55分ー10時 5分  55分
明神 11時00分ー11時10分  55分
ビジターセンター 12時00分  50分
合計 630分(10時間30分)


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今回は下見ということを広言していた。しかし、条件が良ければ登頂を狙うつもりでいたことは否定しない。 そのために、登頂セットを準備していた。3泊4日の休み、テント装備、山小屋利用のお金、3日分の食糧である。 これだけあれば、登頂は最低条件になろう。しかし、登頂はしなかった。雷雨注意報が出ていることや雲の形が いやな予感を抱かせたからである。

 ヘルメットや岩用のグローブも装備して下見に挑んだ。

 リュックの重さは20kg弱といったところか、立山の時に比べ、軽アイゼンや食糧が増えている。
 バスターミナルから、明神、徳沢と順調に歩く。リュックもそんなに重く感じない。調子がいいようだ。  

 横尾に到着した。ここから涸沢まで6kmの案内が出ている。今日は、槍ヶ岳方面に向かう。
 今日は、単独行なのでゆっくりと休息も10分取る。

一ノ俣に到着する。元々の計画ではババ平でテント泊であった。しかし、13日は雨の予報である。 濡れたテントは担ぎたくない、ということが真っ先に頭に出て来た。それで、費用はかかるが槍沢ロッジに 宿泊ということを思いついた。食事は夕食のみとした。このころから、リュックの重みが気にかかるようになる。  

 ロッジ到着である。もちろん予約などしておらず、16時過ぎである。最悪自炊を覚悟して申し込んだ。 夕飯が3順目になる程度と、屋根裏のような畳半分の寝どこであった。でも40分歩いてのテントよりもいいか。

 夕飯である。結構いい。いつもはお代わりするのだが、今回は一膳にしておいた。

 小屋の前の標識である。近そうな気がするがどうだろうか。標準タイムで5時間ほどである。 これに「ぜんちのヘタレ係数」の1.3を掛けるとだいたいの時間が割り出せる。  

 小屋の前に双眼鏡があり、槍の頭が見えると案内してあった。カメラでは分かりにくい。  

 同じ客に撮影を頼んだ。

 食事後は何もすることがない。テレビではオリンピックをやっていた。
 20時30分消灯である。しかし、同じ部屋にいびきの酷い人が居て、私ら数人はフトンを持って 談話室で眠ることになった。掛け布団を折り曲げてシュラフのようにである。これで熟睡できたようだ。

 朝3時40分に目覚める。夜明けとともに出発する予定で、すぐ自炊場所で朝食を作る。
 4時45分。なんとかヘッドライトはいらない状態になったので出発である。

 小雨が降っている。傘で間に合わす。ババ平は満員であった。2張位はかろうじて可能か。  まもなく大雨になる。相変わらず傘のままである。槍ヶ岳方面はまっ白の雲に覆われている。こんな話しを思い出した。
 雨やガスの酷い日に槍ヶ岳山荘まで行って待っていたが、ダメで翌日の朝も期待してダメで戻ってきた。 一度に上高地まで行けないので途中で宿泊した。ということは、3泊していることになる。今回の雲の形は 最悪である。体調は万全である。もう3〜4時間で頂上に着くことは分かった。今の体力で大丈夫である。 足の痙攣の気配もない。しかし、沢山の人が登っており、登っても何も見えないんでは勿体ない。
私は、富山行きの最終バス乗ることにした。14時に上高地に着くために、7時までは進もうということにした。 下見で2泊、3泊こそ勿体ない。自分にとってどういう登り方がいいかの下見である。
結論「槍沢ロッジ2泊し、食糧は自炊」これが一番良さそうだ。

 平湯で「高山ラーメン」と幟が出ていたので入った。



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