2013年4月6日 鋲ヶ岳

中部北陸自然歩道

日(曜) 2013年4月6日(土)
行き先 鋲ヶ岳(林道途中まで)
天候 曇り
メンバー 単独行
コース 到着時刻ー出発時刻 所要時間
電鉄浦山駅  7時40分
龍の口用水  8時25分ー 8時30分  45分
新川育成牧場  9時10分ースルー  40分
鋲ヶ岳1時間前 10時20分ースルー  70分
新川育成牧場(昼食) 11時25分ー11時45分  65分
十二貫野用水 12時10分ースルー  25分
ふれあい交流館 13時25分ースルー  75分
山田バス停 13時55分  30分
合計 350分( 5時間50分)


 新川牧場から富山湾を望むみち 

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 中部北陸自然歩道の黒部編である。このルートは近くに山がない。一番近いので鋲ヶ岳であろうか。黒部市役所に確認すると 5月下旬には雪が溶けて通れるようになるでしょう、という見解であった。自家用車で行くものと思い込んでいる。そこでスノーシュー で行く覚悟をして、玄関先に準備をしてあった。しかし、朝刊をみると「爆弾低気圧」が近づいており、午後から雨になるらしい。

 これでは、午前中の予定に変更しなければならず、鋲ヶ岳登山を外し、自然歩道のみとした。
 出発点の「浦山駅」である。  

 うららかな春の陽気に生温かい風が当たり絶好の散歩日和である。本当に嵐が来るのかと思いながら、ルートを歩く。

 田んぼのあぜ道には、土筆が群生していた。

 春は花を見るのである。しかし、名前の知らない花や、一度覚えて忘れてしまった花などがあり、悔しい思いをしている。

 樹木も若葉や花の準備をしている。面白い木を発見したので撮影する。

 「キブシ」 by tonaさん

 まもなく、第一番目の名所の「龍の口用水」に着いた。ここでミドルウエアを脱ぎアンダーとヤッケのみになる。

 前のため池では、鴨がレースをやっているようだった。

 次は牧場である。春先はなんといっても冬眠から覚めた熊が恐ろしい。今日も、熊撃退スプレーを持参している。 しかし、牛注意とは面白い。

 直ぐに、十二貫野用水に到着する。

 標識も撮影しておこう。  

 桜は、山の中の桜も風情があって好きな方だ。桜の名所は数あれど山の中の桜もいい。

 牧場に到着である。羊が気持ち良さそうに日向ぼっこしている。  

 よッ!同志!

 こっちは、山羊である。結構声が大きいので驚いた

 ここで躊躇した、一度は、諦めたが、予定通り鋲ヶ岳に向かうことにした。装備がないので行けるところまでだ。
 嘉例沢森林公園から直ぐなので、ここに向かう。  

 20cmほどの積雪である。軽4が1台停まっており、車はここまでである。慎重に積雪の上や脇の雪にない場所を通る。  
ここで、やめようと思ったが、欲が出て来た。もう少し行こう!

 まもなく50cmほどの積雪の場所に着く。ここで終わろうとリュックを降ろし最後の撮影をしようとしたら、数十メートル先 は道路が露出している。また、欲が出て来たので、もう少し進む。

 もう3kmの標識である。小一時間といったところか。まだ10時だ!  

 その後も積雪の場所が出て来たが、慎重に雪の上を通る。やがて、1mほどの雪が道いっぱいに広がっており、この先続いている。 行くか、どうするか。30分ほどで森林公園には着くだろう。しかし、装備がないのでは・・・・。

 「へたれぜんち」見参である。私は戻ることにした。   

 「キクザキイチゲ」だろうか。密集していた。

「コブシ」は今年初めてである。  

 牧場に戻って昼食である。ホットドッグにした。

 羊が近くに寄ってきたので撮影する。  

 次はため池である。何気なく脇を見ると、トゲトゲの低木がある。「タラの芽」の木である。しかし、目が慣れてくると この辺り全てタラの木である。栽培されているのだろうか。私は、思わず語りかけた。「あんた、タラけ!」

 てっきり、摘んた後だと早とちりし、一本位残っていないか目を凝らしたが、見つからなかった。  先頭に芽が付いており、時期が早かったのであった。この場所は、車で通ると見過ごすだろうなあ。

 次の名所に到着した。大きい!そして、まだ新しい!  

 水の黒部である。

 石碑が味を出していた。

 このコースは迷うところはなかった。「マンサク」が満開である。全体を撮影する。これだけ多ければ見ごたえがある。  

 先月失敗したアップに挑戦である。う〜ん、まだまだだが、こんなもんでいいか。 

 スミレの一種だろう。歩いていて、可憐な花を見ると嬉しくなる。この心は持ち続けていたい。  

 山桜はもう葉が出てきている。この白さがいい。

 ピンクのしだれ桜にもお目にかかれた。  

 タラの木は至る所に生えていた。変わった花があったので撮影する。

 「アケビ(ミツバアケビ)」 by tonaさん、なおりんさん

 黒部市内と富山湾が一望できる。

 ふれあい交流館に到着した。確か何年か前にキノコの植菌のイベントがあり、ここでキノ子汁を食べさせて もらった記憶がある。  

 古墳である。登って見たが、眺望は効かなかった。雨が降る前にゴールへ行かなければと焦って来た。もういつ降っても おかしくない天候になった。

 北陸自動車道である。どうしたら、こういうアングルの写真が撮れるのだろうか?

 また白い花が咲いている。

 「モミジイチゴ」 by tonaさん  

 標高が下がると花の勢いが違う。 

 コブシのアップに挑戦である。  

 春だねえ。黄色い花も勢いがある。

 こっちは、確か萩の一種だったと思う。  

 またお目にかかったので真下から撮影する。

 ゴールである。雨は降らず良かった。

 「山田バス停」である。  

 時刻表を見ると30分後に黒部駅行きがある。2時間に1本というダイヤで30分後というのはラッキーであった。  ベンチに腰掛けて15分ほどしたら、ポツポツと雨が降り出した。傘で対応する。  バス代金は100円であった。

 黒部駅前でラーメンを食べる。あっさりでいい。空腹という最高の調味料を備えていた。

 夕方、花見飲み会が企画されていた。富山駅には16時半ごろ着いた。2時間ばかし「ドーナツ氏」で本を読む。  新製品の青いリンゴの製品があったので、ちょっと恥ずかしかったが頼んだ。

 「♪あ〜おい リンゴを だきしめ〜ても〜」 ゴロさんの歌を思い出した。  

 会場に向かう途中に松川の桜も撮影しておこう。雨が降っていたが沢山の人が繰り出している。 

 こたちゃん、サライさん、なかさん、五右衛門さん、れい子さんと6人が集まった。22時まで山の話で持ち切り であった。一晩中でも語るネタを全員が持っている。この後の計画も何件か候補に上がった。

 立山までタダで行こう企画とヤリに行きた〜い企画と70代用の里山散策企画に沖縄登山企画・・・・など出るわ出るわ。

 山に対する価値観はそれぞれ違うが、私は大いに刺激を受けたのであった。やっぱり、山はいい!  



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