2013年4月28日 鉢伏山(夢の平)

中部北陸自然歩道(17)

日(曜) 2013年4月28日(日)
行き先 鉢伏山(夢の平)
天候 晴れ
メンバー 単独行
コース 到着時刻ー出発時刻 所要時間
三合  6時30分
東別所中村  6時55分ー 7時00分  25分
綽如杉(しゃくにょすぎ)  7時45分ースルー  45分
夢の平  8時40分ースルー  55分
展望台  9時00分ースルー分  20分
鉢伏山  9時25分ー 9時30分  25分
水記念公園(昼食) 11時00分ー11時25分  90分
上金屋バス停 11時35分ースルー  10分
閑乗寺公園 12時25分ースルー  50分
道の駅いなみ 12時55分ースルー  30分
閑乗寺口バス停 13時15分  10分
合計 360分( 6時間00分)


 水記念公園と夢の平を訪ねる道 

 世の中、大型連休らしい。人と同じことをやっていては競争に負けるのではないか。一泊の合宿であった。

 楽しみの一つに食事がある。今回は豪華版だった。昼は焼き肉で夜は、三段重ねの端午の節句重である。  

 翌日、R359の「三合」で降ろしてもらう。自分の分だけ燃費が良くなってガソリンの消費量は減ったことだろう。

 28日は雷や雹が降ったりしたが、今日はいい天気である。山菜を摘みながらのトレーニングを決め込んだ。中部北陸自然歩道 は1番から順番にやっているが、せっかくなので中飛ばしであるが17番を実施することにした。起点まで歩くことにする。

 麦畑を右に見ながら山へと向かう。いつも自然歩道を利用してついでに近くの里山登山をしているが、このコースは鉢伏山の近く を通るので悩む必要がなかった。鉢伏山という名前は県内で3か所知っており、普通は有峰の方を指すことが多い。

 起点の『東別所中村バス停』である。

 お馴染みのルート案内もある。

 いつものことではあるが歩きながら『山菜、山菜・・・・』と山の方を凝視しながらである。狙いは、『タラの芽』『ススタケ』 『ワラビ』『コシアブラ』などである。

 『マムシグサ』がたくさん咲いている。この姿は本当にマムシのように見える。真っ赤な実を付けたところしか見ていなかった ので良かった。

 『ツガザクラ』かと思って撮影したが、図鑑を見ると葉の形が違う。『サンリンソウ』なのか?

 よく分からんなあ。これから花の写真を撮るときは葉の形が良く分かるように撮影しなければならないと、今さら気づく!

 (上に同じ)  

 『シモクレン』である。こんな所に咲くのは珍しい。

 『タラの芽、タラの芽・・・・』と探しているため、枝の先に新芽が付いていると思わず凝視してしまう。これは違う!  

 『アケビ』の花が沢山咲いている。秋にも来ようか。

 やっと見つけたぞ。手が届く範囲で3個ゲットする。小さいのはそのままにしておいた。さい先がいいぞ!

 『カタクリ』も咲いている。  

 図鑑でしらべるのもなかなか骨が折れる。

 名所の「綽如杉」である。これを“しゃくにょすぎ”と読める人はほとんどいないだろう。  

 寺尾温泉まで来たが。標識がない。この中部北陸自然歩道を歩く目的の一つに地図の読図能力をアップ することもある。新しい道になっているようで地図と違う。少し進むが、下って行っているので引き返す。  

 次の行き先は『夢の平』なので、標識はないがその方面に進む。

 ツバキの赤がいいコントラストになっている。ツバキも種類が多く分からない。ヤブツバキかも。  

 季節外れと言ったら叱られるだろうが、桜の木が一本目立っている。

 『アオキ』の実も真っ赤だ。  

 「夢の平」に到着した。ここは、スキー場というよりは、コスモスの方が有名である。

 ゲレンデに「となみ」という字が印象的だ。

 この道は『カタクリ』と『イチゴ』通りと言っていいくらい群生している。新たな発見に大喜びであった。  

 『ショウジョウバカマ』も咲いている。

 『展望台』に到着し、天辺まで登って撮影である。

 砺波といえば散居村である。いい眺めである。  

 しばらく行くとまた展望台がある。『医王山』を撮影する。今年の冬は風がひどくゴンドラ休止で登れなかったことを思い出す。

 『鉢伏山』の山頂である。標高で510mである。車で真下までこれるので、10分もかからないであろう。  

 スキー場の頂上駅からだと数分である。ちょっと愛想もない。

 反対側から来ると丁寧な標識にお目にかかる。まあ、自然歩道はどっちからでも可能なように設計されている。  

 自然歩道とは違う標識に出くわす。この『ふるさと遊歩道』という標識はどこかで見かけた。近づいて見ると『牛岳ふるさと遊歩道』 であった。50kmほどで着くらしい。一泊しながらのコースとしてはいいかもしれない。

 『山菜、山菜・・・』。タラの木は至るところにあった、が・・・ほとんどはこのように伸び切っている。これでは 採る気にならない。時期が遅かったようだ。

 土砂崩れも多かったねえ。車は通れないと安心していたが、自動二輪車が2台、山菜採りに入っていた。地元の方だろう。 歩いて来たと言ったら、いきそっていた。  

 見覚えのある車道に出た。もう直ぐである。

 しかし、ダムの歩道をルートにしているところは憎いねえ。いい景色である。

 『水記念公園』に到着である。大勢の人がいる。  

 朝食が「ボテトチップ」だったので、腹ごしらえをすることにした。軽くざるそばである。

 ここで地図を忘れてもどったので10分ほどのロスがあった。

 ゴール地点である。いつもは、ここで終わりであるが、次の予習をすることにした。地図では続いている。 しかし、道が違っており訳が分からない。「閑乗寺公園」に向かう。まもなく、地図にはないT字路に出る。 右に砺波方面、左は五箇山方面の標識があったので、砺波方面に向かった。いっこうに案内標識がない。30分も歩いて ガソリンスタンドで聞くと反対で有ることが分かった。公園への分岐点にも標識がない。正規のルートではないので 仕方がないと思ったが、坂道を上りつめたところに公園があった。テニスをやっている若者が多くいた。  

 次のルートである。時間的には行けそうでもあったが、せっかくなので赤祖父山登山もしたかったので、その分を 考慮するとやめておいた方がいいと判断した。

 今回の収穫物はこれだけである。職場の釣り好きな人におすそ分けし、魚と交換するということは諦めた。  

 変わった植物である。シダの若い姿なのだろうか。

 白い花が沢山咲いている。

   「イカリソウ」 by のの ☆さん

道の駅に到着である。少し休む。  

 次回のスタート時点である。

 ちゃんと標識があったので安心である。

 バスと電車で帰った。砺波駅はチューリップフェアでごった返し状態である。若い人の前に立って、疲れた〜オーラ を出していたが、席を譲ってくれそうもない。スマホに夢中である。『電車の中では老人に席を譲る』という常識を 知らないのか!

足は少し効いていたが、時間があったので、8号線の大型書店まで行き、新書を買って1時間ほど本を読む。


ラーメン屋さんに入って「増し増し」というと、店員さんが、怪訝そうな顔をして「ウチのラーメンは量が多いですよ」と忠告 されたので、普通盛りにする。700円であった。味はいい。『二郎系』に分類しており、県内で5か所知っているがダントツである。 これで、全店制覇である。
 写真を撮ろうとすると、『きゃ〜何ぃ〜これ〜』と黄色い声と同時に携帯電話が目の前に差しだされる。若いご婦人には話題に なるのだろうか。連れがいっしょだったので、挨拶のみであった。  

 少し物足りなかったので、途中でライスを追加注文し、雑炊のようにして平らげた。次は『増し増し』に決めた。



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