2013年6月2日 万波高原

富山近県 自然探訪

日(曜) 2013年6月2日(日)
行き先 万波高原(1000m位)
天候 晴れ
メンバー 富山近県 自然探訪の方々11名
コース 到着時刻ー出発時刻 所要時間
八尾町民ひろば 8時00分
高原散策
八尾町民ひろば 16時30分


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 今日は山菜とりバーベキューのイベントに参加させていただいた。八尾町民広場に「富山近県自然探訪」コミュニティ の11人が集まった。私とYUJIさんは、南富山駅からこたちゃん♪さんの車に便乗させていただいた。  まず最初に「池の原湿原」へ水芭蕉を見に行くという計画であった。
 湿原の看板を撮影したはずであったが、カメラには写っていない。(すこしボケたか)
 このように木道を通って目的地へ向かう。

 途中に沢があり、中を覗くと、いるはいるは『岩魚』がゆっくり泳いでいる。

 私は知らなかったが水芭蕉では有名で天然記念物にもなっているとのこと。

 あいにく、最盛期は終わっていたものの、雰囲気は十分味わうことができた。

 ここは岐阜の尾瀬といったところか。

 絵になるなあ、と思い撮影する。  

 「ウド」が成っている。撮影後、ゲットである。

 サライさんは、どんどん深く入ってたちどころに両手がいっぱいである。

 湿原を後にして、会場に向かう(ものと考えていた)。自分は最初、バーベキュー会場の近くで山菜を採るものと 考えていた。

湿原を後にして、林道を走る。タニウツギがちらほら咲いている。ホウノキの花やフジもあった。  

 前の2台の車が停まりそうになる。こんなところで停車しては対向車がすれ違いできない。 しかし、広い場所で車が停まった。全員が出てくる。林道横の崖に登る。
 私の考えはもろくも打ち砕かれた。会場までの途中で食材をゲットするようであった。

 五右衛門さんは大分上まで行ってしまう。「ウド」が沢山なっており、それを採るのである。

 私も登場である。「タラの芽」があると聞いて、さっそく採ろうとしているところである。棘が痛い。  

 サライさん、なかさんも懸命に探しながら登っているところである。

 再び車が停まり、脇の食材を物色する。

 「ゼンマイ」があった。

 ゲットした。  

 ここにも湿原があり、水芭蕉が咲いていた。

 これはいいのではないか。  

 山菜採りの場所に到着した。全員でスーパーの袋と軍手で準備をする。サライさんの話では30分位とのこと。

 五右衛門さんは、山の上へ登っている。  

 こたちゃん♪さんが、「コシアブラ」を採って来られた。

 なんと「ヤマブドウ」の花である。食べられるらしいので摘んで置く。  

 「ウド」は沢山採れたが、このようにスーパーに並んでいるようなのも採れ、yomogiさんは大喜びである。

 五右衛門さん、ほぼ垂直なガケを登る。危なくないかな?  

 「ニリンソウ」とこたちゃん♪さんから教えていただいた。

 サライさんは、本格的である。山菜を入れる腰カゴで出陣である。

 「サンカヨウ」が咲いている。しかし、今回は花への関心は少ない。山菜!山菜!である。  

 「コミヤマカタバミ」が群生している。数人のみ関心を示した。食材!食材!である。

 こんな場所で採っているのである。

 皆、大分進んでいる。目当ては「ススタケ」である。しかし、少し早かったようだ。  

 山の中に入った五右衛門さんであるが、よく見ないと分からない。

 「ウド」の上はテンプラに好いとのことであった。  

 このような形で成っている「ウド」がいいのである。白い部分が多いということであった。  

 なおりんさんも崖をよじ登り懸命に収穫しておられる。  

 こたちゃん♪さんが、ナイフで掘り出したのがこれである。「ユリ根」に近い味がして食用可能ということであった。 よく知っておられる。

 またまた、「ヤマブドウ」の花があった。

 竹は崖側に多く生えていたが、歩くに従い山側にも出て来た。私は山側の竹やぶを注視し、やっと一本の 「ススタケ」をゲットした。これ一本のみであった。  

 「コゴミ」である。丸くなっている部分のみ採る。  

 一部雪渓も残っており、沢沿いの場所であった。

 こっちは、雪渓が多い。

 入りきれないほどの山菜を持って下山(?)しているところである。

 バーベキュー会場に向かう途中で、こたちゃん♪さんが動きながら、運転しながら「コシアブラ」といい停車した。 このように木を曲げていただいて、私が採った。沢山とれた。  

 会場に到着である。車3台は余裕で入り、平坦で広く、脇には沢が流れている。

 岩をかまどのように配置し、炭を起こしている五右衛門さんである。  

 まずは、喉を潤す。ひとり2本ということである。冷たく冷えている。アルコールなしがいいね。

 大分火が点いたようだ。

 サライさんが、昨日、有峰湖で釣ってきたばかりの、岩魚、ニジマスが全部で20匹以上ある。YUJIさんが串を刺して 準備完了である。

 しかし、サライさんの熱意には頭が下がる。20匹はそんなに簡単には釣れないだろうと感じていた。  

 私も何かをしなければと思い、卵の燻製を担当する。これもサライさんが準備されたものである。自家製卵を 下ごしらえし、皮を向いて準備された。燻製器も持参である。燻製は『くるみの木』で行われた。

 岩魚やニジマスを立てて焼きたかったが、下は岩盤で串を刺すことが出来なかったので、網の上に並べることに した。  

 そうこうしている内に、手際のいいのがひろさんである。焼きそば担当で、もう数人分出来たとのこと、準備をしながら ではあったが、お腹もすいており、それぞれいただいた。肉が多く、味も最高であった。手慣れている人は違うなあ。この後 3回作られた。  

 私は、紙の皿によそってもらった。

 続いて、恒例のあらびきウインナーである。塩分があり、こういう場所では有難い。あつあつを一本いただいた。  

 ひろさんの何回目かの焼きそばの料理風景である。

 ウインナーもパートUになった。火力が弱く、カワヤンさんが自分のコンロを出され支援された。これも一本、熱、熱でいただいた。  

 少し岩を寄せて、魚はこんな感じになりました。

 続いて、天ぷらである。なおりんさん、れい子さんのコンビは息があっており、たちどころにどんどん揚がる。

 これは「コシアブラ」である。旨い!  

 こえは「ヤマブドウ」の花である。最後の方で酸っぱくなった。

 バーベキュー様子である。(Part1)

 バーベキュー様子である。(Part2)  

 「コゴミ」も揚がった。

 大分お腹が膨れ私は周辺を散歩した。なんと幸運にも「ザゼンソウ」を見つけることができた。 いつか見たかった花である。  

テンプラだけではなかった。アスパラのような「シオデ」を茹で、マヨネーズで食べる。至高のひと時であった。  

 「コシアブラ」のテンプラはどんどん出てくる。  

 今日は長ぐつであった。そこで、沢に入り、上流を撮影する。

 下流も撮影する。いい場所である。その先に、岩魚が採れるということであった。でも、数人で静かに釣らないと 岩魚は人の気配があると釣れないとのこと。

 テンプラ、ゆで上げだけではなかった。「ウド」の生である。なかなかの味である。  

 岩魚を頬張っている私である。  

 カワヤンさんも撮影させていただく。

 自分が並べた卵が心配で様子を撮影する。いい香りがする。  

 「ウド」沢山残っている。欲しい人が採ってもまだまだある。私も10本ほどもらった。  

 このころから、岩魚を立てようと試みる。  

 最後にみそ汁である、天然のナメコとススタケである。ひろさんの味付けであった。  

 れい子さんが岩魚にかぶりついているところ。  


 終盤になって、なんとか立った。絵になるなあ。

 味噌汁は温かく、幸せな気分にさせてくれる。  

 五右衛門さんがタモを持って川に入る。餌の川虫を獲る予定であった。この人は、マリンスポーツ万能である。

 その時、魚が入ったということで全員川に集まった。私は、サンショウウオと感じたが、全員が『ゴリ』というのでそうなった。  

 川に放してやったが、なおりんさんが手で捕まえられた。

 もう6月だけれども、川岸にはつくしも生えている。  

 焼き魚はお土産になった。私は、ニジマス持ち帰った。  

 卵の燻製はいい色になった。  

 さて、中身は・・・・OKであった。  

 最後に全員で集合写真を撮って、帰路についた。

 私は、感動の連続であり、興奮気味である。準備をなさってくれた方々に感謝したい。  この里山の達人達の辞書には「山で飢える」という言葉はないであろう。  



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