2013年7月27日 木曽駒ヶ岳

百名山

日(曜) 2013年7月27日(土)
行き先 木曽駒ヶ岳(2956m)
天候 晴れ
メンバー ハマちゃんさん、知人のTさん、まっちーさん、ぜんち
コース 到着時刻ー出発時刻 所要時間
出発  4時00分
黒川平駐車場  8時00分
しらび平  9時 5分
千畳敷駅  9時40分
(休息) 10時00分ー10時 5分  20分
乗越浄土 10時35分ースルー  30分
(休息) 11時15分ー11時20分  40分
木曽駒ヶ岳登頂 11時30分ー11時45分  10分
頂上小屋(昼食) 12時10分ー12時20分  25分
千畳敷駅 13時50分  80分
合計 215分(3時間25分)


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 知人のTさんの呼びかけで「白馬岳」登山の予定が出来上がっていた。しかし、今回は太平洋高気圧が弱く、日本海に低気圧が 居座って動かない。そこで、場所を変更することにした。前日の話である。知人のTさんの要望は百名山であることであった。

 日本海側の山は似たりよったりと判断し、中央アルプスの木曽駒ヶ岳に決めた。ここへは、高速道路を通らなくてもいい。

 駒ヶ根の黒川平駐車場は拠点に係員が誘導してくれ、快適に駐車できた。しかも、駐車場でロープウエイの切符も購入でき、バス停 でもあり歩かなくても良くなっている。  一回500円の駐車場から目の前のバス停に向かうところである。

 バスはまもなく到着するが、ベンチが空いていたので記念写真を撮る。ハマちゃんさん、知人のTさん、まっちーさんは 昨年御嶽山登頂グループである。

 バスは林道をクネクネと走り、ロープウエイの乗り場である「しらび平」に到着する。まだ、30分ほど余裕があったので モニュメントを背景に写真を撮ろうとしたが、臨時便が運航するという放送があり、乗り場に向かいながら撮影したので横に なってしまった。

 このロープウエイ! 1000mの高度差を7分で走る。「きゃ〜!」という声もしていた。一度は乗って見る価値はある。 

 千畳敷駅に着いた。なんと裏から出てしまったようだ。駅をぐるっと回り正面に向かう。なんと、この時点でもコースは決まって いなかったのだ。

 これが有名な「千畳敷カール」である。氷河が削ったので丸くなっている。

 さあ、出発である。駅の横の神社前で出発前の撮影である。 

 今から歩いていく方向を撮る。つづら折りの登山道に大勢の人が登っている。

 駅前の風景も撮っておこう。人が多い!

 ここは、登山客だけでなく観光客も来るので混むのである。

「クロユリ」である。感動だねえ! しかし、弥陀ヶ原で見たクロユリは真っ黒であった。  

「シナノキンバイ」

 実をいうと、偶然に自然解説員の若いお嬢さんと並んで歩くことになった。(偶然!)

 頼んでもいないのに植物を解説してくれ、私は写真撮影と名前をメモっていた。しかし、自分で書いた文字が 読めない。「?????」 

「????」忘れた!

「オオヒョウタンボク」

「アオノツガザクラ」  

「チングルマ」と「イワカガミ」

「ミヤマキンポウゲ」  

「ハクサンイチゲ」  

 解説員のお嬢さんとはここまでである。ここからが本格的な登山道である。

 標識があったので撮る。八丁という名前が付いているところは急坂のことが多い。  

 富士山並みとは言わないが、大勢な人が登っている。

「リンドウ」  

 乗越浄土である。ここの標識で撮影する。
 標高が高いので、先に到着していた3人は雨具を付けていた。  

 ここには山小屋が2軒あった。

 何かに似ている岩であったが、ガスが出てきて良く分からない。帰りに期待しよう。

 知人のTさんはゴアテックスの雨具のダブルストックで先を行く。頭のバンダナが特徴である。大日岳、雨飾山で ごいっしょしている。

 矢印に従って頂上を目指す。 

 岩場になり傾斜も急になってきたぞ。  

 ここでも標識に従うが、私は寄り道することにした。

 前方に頂上が見えて来た。  

 用は無かったが小屋の前で撮影する。前にベンチがあった。

 小屋の前にはテント場があり、カラフルになっている。 

 知人のTさんに追い付き、そのまま進む。

 しかし、ストックの持ち方が何となく特徴的である。どこにいても直ぐわかる。寝不足が堪えているのかな。

 もうすぐだ。  

 急登をこなす知人のTさんである。

 登頂である。ガスも引いてきた。記念品を売っている小屋である。  

 本格的な社である。前で寝ている人がいる。非常識だなあ。でも、気持ちよさそうである。  

 さあ、登頂の記念撮影である。全員のカメラで撮影した。

 まっちーさんが、知人のTさんを撮影しているところを後ろから撮影する。楽しそうだなあ。  

 三角点と名盤である。

 知人のTさんが、リュックに着けるといいバッチを買ってきた、既に、御嶽山のが付いている。百名山を 目指しているのだから100個は付けられるだろう。

 ここでは800円であるが、千畳敷駅で同じのが450円で売っていた。(世の中そんなもんよ!)  

 頂上の風景である。大勢の登山客でにぎわっていた。

 ハマちゃんさんとまっちーさんである。この二人は最初から最後までツートップであった。 私たちとはレベルが違う。

 ハマちゃんさんによるとジャンダルムは奥穂高から西穂高に向かうよりも、逆に西穂高から奥穂高に向かった方が 登りやすいとのこと。機会があれば連れて行ってもらいたい。それまでは、ザイルワークを身に付けなければ・・・。

 まっちーさんは、黒部湖で同行いただいた。自分でもホームページを作っている。「のんきな山日記」でフィットする と思う。素晴らしい内容である。

 下山しようとしたが、知人のTさんがいない。社でお参りしていたとのこと。走ってくるところを見るとまだ元気だ。

 普通は頂上で昼食であるが、眺望があまり利かなかったことと風もあり、下の頂上小屋で昼食することにした。  

 私は、山ではそばにしている。ラーメンは自粛中で、ウドンは時間がかかる。知人のTさんは山小屋に泊まりたいと言う。 もともと白馬では泊まる積りであった。ここで。私が提案する。1時間で下山できるところでの山小屋泊まりはない。どうせ 泊まって飲んだりすると1万円近くかかるのだから、温泉旅館にしたらどうか。温泉に入ることができるし、料理も山小屋より も美味しく値段は少し高い程度である。

 まっちーさんは、頂上小屋横でスマホで検索し、旅館を予約してしまったのだ。これは、驚いたね!

 少し硬いがどうにか食べることができた。しかし、食べれば出るという自然の摂理にこの後襲われることになる。  

 知人のTさんがはるか後ろで、ハマちゃんさん、まっちーさんが前を行っている。「大ちゃん」が後ろと自分のお腹の中にいる。

 森林限界を超えているので木はなく、この人の中で用を済ますことはできない。そこで、乗越までどうにか我慢した。きれいであった。 100円ほど取られるかと思ったが誰も居らずそのまま出て来た。(ラッキー!)  

 登りでかすんでいたが、表情を表した岩である。何かに似ている。

 ここで、まっちーさんが『宝剣だけ』といっしょに誘われた。しかし、私の集中力は弱くなっており、宝剣岳経由で千畳敷駅まで 行くと勘違いして、二人と別れた。宝剣岳のみピストンするという意味であった。  

 すぐ駅が見えるところである。

 下山でも渋滞に会う。  

 お花畑である。

「コバイケイソウ」が一面に群生している。

ここから池の方へ回れるのでそっちへ行きたかったが、クロユリが見たいというので 元の道を戻った。

 ゆっくり写した。  

 もう少し黒ければなあ・・・・。

 駅前の状況である。2時間待ちは覚悟か?  

「ゴゼンタチバナ」も群生している。  

 神社の由来が書いてある。

 たっぷりと時間があるので、記念撮影である。  

 ロープウエイでは整理券を配っており、その場合は並ばなくてもいい。これは、お客を売店に向かわせる ためと理解できた。まっちーさんとソフトを食べる。味が濃くクリーミーで美味しかった。

 ロープウエイに乗る前に撮影する。  

 ロープウエイも撮っておこう。

 しらび平のモニュメントを正面から撮るも、バスが待っているではないか。

 このメンバー、百名山を登って「一丁上がり!」とアクセクはしていない。地元の料理や温泉も楽しみながらの登山 である。この余裕がいいねえ。日帰りも十分可能な距離である。旅館はこじんまりして良かった。4人で14畳ほど あり余裕で楽楽である。  

 ひと風呂浴びて夕飯前の乾杯である。

 左下の料理は鯉の煮付けで、大変美味しかった。  

 残りの料理も運ばれてくる。

 部屋に戻ってから山談義である。明日はどうするか、間違っても直行で帰る訳にはいかない。
 赤城山、美ヶ原といろんな候補が出て、美ヶ原に決まった。

 紅葉にはどこがいいか? 知人のTさんの条件は、百名山であること。ロープウエイがあること。 温泉があること、日帰り又は一泊と条件が厳しい。これから探すことになる。  



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