2014年10月 4日 倶利伽羅峠

倶利伽羅峠越えのみち 

日(曜) 2014年10月 4日(土)
行き先 倶利伽羅峠
天候 晴れ
メンバー 単独行
コース 到着時刻ー出発時刻 所要時間
JR石動駅  8時20分
埴生護国八幡宮  8時55分ースルー  35分
倶利伽羅不動寺 10時15分ー 周回  80分
倶利伽羅不動寺 10時40分  25分
JR石動駅 12時30分 110分
合計 250分(4時間10分)




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 来月、協会主催の観察会があるが、自家用車を放棄しているので、歩いて行かなければならず下見をすることにした。

 しかし、下見だけではもったいないのでちょうど「中部北陸自然歩道」があるので、そこを通って行くことにした。

 朝が遅かったので、駅前のそば屋さんもテンプラが入荷していた。朝早いとかけうどんしかない。

 石動駅前がスタートである。駅を出た途端にいつもの標識があったので、ラッキーと思ったが、これが別ルートの案内図であり 今回のはなかった。

 そこで、地図を見ながら行動する。分岐点でも案内標識がない。あっちこっちと迷いながらの歩きになった。

 目的地は「倶利伽羅県定公園」の中の「石坂駐車場」である。やっと、標識を見つけた。今回は、自然歩道の地図に加え散策マップも 印刷していたので役に立ってくれた。

 最初の目印の護国八幡宮である。こも銅像は観光案内によく使われている。

 いつもの標識はないが、別の標識があったのでありがたかった。

 目的地へは3通りあるので、ややこしい。この他に「ふるさと歩道」「源平ライン」がある。「倶利伽羅越え」というのが目印だ。

 ツユクサが水々しい。

 これは百合ではないか?

 クリも沢山成っている。30分ほど真剣に採ればスーパーの袋半分ぐらいになっただろうが、どうせ誰も食べないのだか 道の脇のを少し採って撮影する。  

 これまでは、水平道レベルであり、いよいよ本格的な登りである。

 うっそうとした遊歩道である。誰も歩いていないため、コケがはびこっており、滑る。クヌギの実が沢山落ちていた。

 草に隠れた石碑である。

 案内板も撮影する。

 いたるところに、石碑(歌碑)がある。  

 とても全部撮り切れないので最初のものだけにした。

 案内板である。 

 峠茶屋の石碑である。  

 模型があり、雰囲気を醸し出している。昔の人はこういうところで一服していたのだなあ。

 矢立山へは道がないので、これを撮って置く。  

 終わりに源平ラインと交わる。どっちへ行けばいいのかしばらく悩む。

 とにかく坂へ向かおうとこの道を通る。

 「ドン!」と音が聞こえる。このルートには、ところどころに「ししおどし」が設置されている。クマよけだろうか。 知らないで遠くで聞くとびっくりする。

 砺波山と地図にあったので、山頂を期待したが、尾根沿いの一部であった。

 長さが4〜5cmほどで頭が黄色いものが非常にゆっくり1m前を通り過ぎた。「オオスズメバチ」である。今日の自分の出で立ちは 真っ黒である。なぜ、スズメバチは黒を襲うのだろうか? 蜂の巣をクマにやられたので黒=クマと思うのだろうか、調べてみたい。 自分の後ろからそ〜っと近づいてきたところをみると襲うつもりであったのだろうが、幸運にも刺されなかった。今日は普段着で何も 持っていない。登山時には蜂刺され用の薬は入れている。

 また、石碑(歌碑)である。  

 何か重要なようであったので撮影しておく。

 これが有名な「火牛の計」である。もう終点に近い。  

 倶利伽羅不動寺へ向かう。看板が見当たらなかったので案内標識を撮る。  

 不動寺ではご開帳であったので、車が20台ほど停まっていた。外観を撮っておく。  

 階段も賑やかである。  

 ここで中部北陸自然歩道は終了であるが、バス停で帰ることになっているので探す。

 りっぱな看板があった。

 「県定公園」の標識もあった。

「ツリフネソウ」

 群生している。

 バス停は駐車場脇にあった。毎月1本、28日だけ運行していることが分かった。  

 バス停の写真。

 うろうろ、あちこち歩き回っていたら見つかった。 

 ここで帰ることにする。同じ道は面白くないということに加えて、スズメバチを見たので今度は刺されないとも限らず 源平ラインで帰ることにする。この道は、車道である。少し距離は長くなるが全部下りなので楽であろう。

 来るときにパスしたが、何か感じたので帰りに撮影する。  

 これも撮っておこう。水源は守らなければならない。

 宝達山、稲葉山が見える(ということだった。)  

 セミが鳴いている。だぶん蜩ではなかろうかと自信がないが、しつこく鳴いている木を探し、撮影に成功した。

 秋の散策の行動食は現地調達である。「ムカゴ」がいたるところで鈴成りである。大きくて形のいいものだけ手のひらいっぱいに取り ポリポリ、無くなるとすぐに探し、またポリポリ、食べ過ぎたようで口の中が粘っこくなった。これを掘れば自然薯があると聞いたことが あるが掘ったことはない。

 登ってくるときもあった。

 これは、どこでもある。看板が新しいところをみると今年新しく作られたのかも、そうとすれば出没したのだろうか。

 古代というのはいつのことだろうか?  

 帰路に着いた。農家の横の田んぼに見たことのないのが栽培されている。聞いたら、「ハトムギ」ということであった。

 集合場所の「石坂駐車場」は源平ラインにも見当たらなかったので、次回の観察会は欠席になろう。

 こんな石碑もあった。 

 砂川に架かる綾子橋から川面を眺めると、15〜20cmほどの魚が群れで泳いでいた。  

 終点の石動駅に到着である。

 事前に下調べをしていなかったので街中をうろうろする。食事処とあったので入る。

 日替わり定食もあったが、敢えてラーメン定食にした。水を3杯お代わりして嫌がられたようだ。  

 コーヒーは100円で頼める。

 自宅へ帰る途中の街路樹に「ギンナン」が沢山落ちている。風のいたずらか一箇所に集まっている。昔は、近所の人が競って 採っていたようだが、今は靴に踏まれていたり、紫色になったり無残な姿を晒している。



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