2014年10月 4日 紅葉を見にいこうよう2014

日(曜) 2014年10月11日(土)
行き先 八郎坂〜獅子ケ鼻岩
天候 晴れ
メンバー くさのさん、ぜんち
コース 到着時刻ー出発時刻 所要時間
称名滝バス停  8時15分
八郎坂入口  8時40分ースルー  25分
称名滝第一展望台  9時20分ースルー  30分
称名滝(第二)展望台  9時45分ー 9時55分  25分
八郎坂下山口 10時35分ー10時40分  40分
ベンチ(休憩) 11時25分ー11時30分  45分
弥陀ヶ原口 12時00分ースルー  30分
一ノ谷(昼食) 12時50分ー13時30分  50分
一ノ谷上の木道(行き過ぎ) 14時00分ースルー  30分
獅子ケ鼻岩 14時05分ー14時10分   5分
C点 15時00分ースルー  50分
弥陀ヶ原駅 15時30分  30分
合計 360分(6時間00分)




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 今日は降水確率ゼロ%であり、登山日和である。第26期ナチュラリスト同期の「くさのさん」と知り合いになりお互いにどこか行きましょうという話が 受講中に出来上がっており、御嶽山を候補に上げていたのであった。

しかし、噴火ということで変更せざるを得なくなり、時期的に紅葉がいいのではと話はまとまった。

2010年に類似の企画をやっている。

 県内に紅葉の名所はたくさんあろうが、ここで私のワガママが加わり、「シラヒゲソウ」(白髭草)と「ナデシコ」の花を見たかったため 八郎坂から弥陀ヶ原を経由してみくりが池温泉というとんでもない計画が出来上がった。

 立山駅では、臨時ケーブルや直行バスを出しての対応であったが、次々と紅葉客らしい人が押し寄せていた。

 立山駅には「くさのさん」の車で一時間も早く到着した。このまま歩いて八郎坂まで行くというのもあろうが、体力は温存したく バスで向かうことにした。15分乗って500円である。

 「くさのさん」は若い頃から登山経験があり、毎週筋トレもやっておられ、大いに刺激をうけたのであった。私はこの時点では まだ微笑む余裕があった。

 立山黒部アルペンルートのホームページでは、弘法が一番の紅葉の見所ということになっていた。紅葉を見にいこうようとタイトルを つけているので紅葉の写真がないというのは不自然なので、真っ先に目に映った樹木を撮影する。

 私の頭の中では「シラヒゲソウ」「シラヒゲソウ」と目を皿のようにしていたが、なかなか見つからなかった。

 急に目の前に見たことのない白い花を見つけた。花弁には髭のようになっている。これに違いないとパシリである。ルンルン・・・!

 おお、また少し歩くと見つかった。今度は葉っぱごと撮ろうと全神経を集中させた。

 第一展望台にはたくさんの人が休んでいたが、ここはスルーした。

 前は第二展望台という名前になっていたが、第二が消えてただの展望台になっていた。ここまでは私が先頭なので遅い!

 室堂まで行くには、1時間近くで登らないと難しいが、ここで一時間をゆうに超えている。ここにも休んでいる家族がいたので会話になった。

 休んでいる人:「あんたら、どこまで行くの?」
 くさのさん: 「室堂までです」
 ぜんち:   「・・・・・・」

 第二展望台で休憩である。くさのさんが冷た〜い葡萄を振舞ってくれた。甘く、冷たくありがたかったね。  

 せっかくだからと、称名滝の写真を展望台から少し行ったところから撮る。

 大日岳と紅葉(のつもり)。

 急坂を登る前の「くさのさん」である。全身から余裕オーラが出ている。(やっぱり、日頃の鍛錬だね!)

 やっと、登り切ったが2時間近くかかっている。ここで弥陀ヶ原まで1時間、天狗平まで3時間、室堂まで1時間という数字が頭に浮かぶ。

 入口に若いカップルがいたので写真を頼んだ。

 本日の紅葉大賞である。プロデューサーの「くさのさん」の言うとおり、ススキを入れたのが良かったようだ。  

 木道を歩いていると大きなカメラを担いだ人が撮影していたので、まねっこして同じ方角を撮影した。

 「ナナカマド」が鮮やかに赤変していた。

 私は、トイレを済ます。  

 またまた「ナナカマド」である。

 予定通り、紅葉オンパレードであった。今日はいい日だ!  

 道端に柱が立っている。これは、積雪期の車道の境目を示すものだ。もう冬仕度なんだなあ。

 追分についた。前を行く「くさのさん」と看板と紅葉をまとめて撮る。

 弥陀ヶ原に到着である。ホテルで昼食という案もあったが、このまま一ノ谷まで行くことにした。

 青い空を撮りたかった。

 この景色は好きなんですよ。何か希望が湧いてくるような気にさせる。  

 ラムサーム条約で新しく作られた標識である。ここが「C地点」になる。帰りはここからバス停まで向かう事になる。

 なんとなく景色を撮影した。  

 一ノ谷到着である。  

 下流の方を撮影する。  

 私は、疲れきっていた。まだ足の痙攣はなかったが、完全にダメモードである。  

 ここで「シュポッ!」「シャー」という音が聞こえる。

 またまた「くさのさん」からサイダーを振舞われた。私はコップに注いで貰い一口飲んだ後、感嘆の声を出した。
 サイダーはキンキンに冷えており、疲れた体にジャストミートであった。冷凍庫で凍らせてリュックに入れて来たということだった。

 私の昼食である。最近、コッヘルは持って来ない。理由は重いからである。まあ、コンビニのコーヒーを持って来たのは最近の傾向である。

 「くさのさん」は鍋焼きウドンである。バーナーは私も買いたいと思っていたカートリジ取り付けようである。

 鍋焼きウドンは出来上がったら、熱くならないように鍋敷きのようなものを敷いて食べているところである。

 昼食後コーヒーが2人分あるのでどうか、ということであった。豆から挽きドリップするようである。山で豆挽き?  私はおいしいコーヒが好きである。しかし、今日は缶コーヒーを飲んでいるので、これは最後の楽しみにしたいと バス待ち合わせの時間で飲ましていただこうとなった。

 さあ、食事が終わったら獅子ケ鼻岩へ行こう。途中で撮影したら、何かの顔に見える。そして、目的の「ナデシコ」を探そう!  

 ここは鎖場である。私は一切鎖に手を触れず登った。「くさのさん」も同様であった。

 ん〜ん。顔が出ていないためか、なかなかいい写真になった。(撮影はくさのさんです。)

 この山で一番の急坂である。  

 私は、獅子ケ鼻岩への分岐点を探していたが、見落としてしまい。登りきってしまった。ここで、分岐点を探しながらのユーターンである。

 帰り際に見つけた。「シラタマノキ」(?)  

 先に行った「くさのさん」から、「あったよ〜」と声がする。見つけてくれたようだ。ここを最終目的にしたので揃って撮影しましょうと 三脚を立てて、セルフタイマーを最長にする。しかし、私は、岩の上でズッコケてしまった。「アッ!」と手を差し出す「くさのさん」と しまったという顔を直そうとしている途中でシャッターが降りたようだ。

 獅子ケ鼻岩の先端から一ノ谷の下を撮影する。

 獅子ケ鼻岩の上から風景を撮影する。

 下山である。一ノ谷の橋は新しく掛け替えられていた。

 目指すは弥陀ヶ原のバス停である。  

 バス停へ行く途中に休憩場所が2ヶ所作られていた。そこに実だけを付けたナナカマドがあったので撮影する。

 ゴールである。ナチュラリストの案内が貼られているところを撮る。

 私はアルペン倶楽部に入っており、今年いっぱい有効という連絡をもらっていたと思っていたので 確認すると、もう駄目だということであった。仕方がないので、定価で切符を購入した。

 沢山の人が並んでいる。弥陀ヶ原は、室堂で直通バスではないバスが充てられるので乗れないかもと心配していたが 弥陀ヶ原始発の大きなバスであったのでゆったり眠ることが出来た。  

 ケーブル整理券をもらったので美女平駅でも混雑を覚悟していたが、まさかここまでとは思わなかった。

 帰路に着く。お腹がグーグーである。「くさのさん」とは帰りにラーメンを食べる話も出来ていた。うれしいことに、 好みが私と同じ味噌ラーメンであった。少し変わった店を紹介した。  

 「旨いねえ!」

 「満足です!」


 「くさのさん」とは、これからもいろいろな場面で出会うことが多いと思う。私の遅いペースでみくりが池温泉に入れなかった ことと、豆から挽いたコーヒーをいただくことと「ナデシコ」を探すこと次回以降の予定とした。



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