2014年11月23日 瀬戸蔵山

日(曜) 2014年11月23日(日)
行き先 瀬戸蔵山(1320m)
天候 曇り
メンバー 富山近県 自然探訪の皆さん(男性4名、女性6名)
コース 到着時刻ー出発時刻 所要時間
粟巣野スキー場  9時35分
登山口  9時40分ースルー   5分
休憩(脱皮) 10時00分ー10時 5分  20分
松尾の滝 10時25分ー10時30分  20分
休憩 11時 5分ー11時10分  35分
休憩 11時20分ー11時25分  10分
瀬戸蔵山頂上(昼食) 12時20分ー13時15分  55分
休息 13時50分ー13時55分  35分
登山口 14時40分  45分
粟巣野スキー場 14時45分   5分
230分( 3時間50分)




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 22日、23日と山の会の忘年会であった。私は、22日は研修のため欠席し、23日のみの参加になった。毎年、行われている。

 22日自宅で明日山へ行くので居ないと家族に連絡すると、家人は23日仕事だけど、歩いていくということになった。10kmほどなので 90分ほどで着いている。問題は、子どもであった。検定試験があるので富山大学近くまで送れということであった。今回は登山でリーダー を指名されているので、バスで行け!というと、山と家族とどっちが大事なのかと聞くものだから、「山だ!」と言ったらすねてしまった。

 朝は雨が降っていたので、自家用車で向かう。途中、「ともさん」から連絡が入った。電車で行くと連絡してあったものだから、途中まで 迎えに行こうかということであった。ありがたいことだ。今回は自家用車、と言って電話を切った。

 リーダーなので途中大辻山登山口まで雪の状態を確認してから入った。この看板を見ると心が和む。  

 お馴染みの薪ストーブである。宿泊組は朝食を終えて後片付けをしている。朝食が1名分残っていたので、ありがたくいただく。

 ここで、予定されていた大辻山は22日に済ませてしまったということで、tonaさんが、今度ジオパークに認定された「百間滑」で解説を するということで、瀬戸蔵山へ変更になった。

 気になるのは、キノコの状態である。昨年はザルに山盛りであったが、今年は、ザル2個でいっぱいであった。自分も収穫には貢献していないが 袋いっぱいいただいた。しかし、まだ大量に残っている。誰かが、持っていったようだ。ナメコとヒラタケであった。

 宿泊組が出発の準備をしている間外へ出る。雨は小ぶりになって来た。もうすぐ上がりそうだ。猿の群れがいたので撮影する。

 今日のコースとしては、全員で「百間滑」へ行き、元気な人はそこから、瀬戸蔵山へ登り、自信のない人はライチョウバレーのゴンドラで ゲレンデ頂上経由で瀬戸蔵山で合流し鍋を食べようとなった。

 子ザルも2匹いたのが可愛らしかった。もう自分で餌を採っている。親の世話にはなっていない。自分の子供にも見せてやりたいものだ。

 帰りはゴンドラで戻ってくる予定であったので、全員ゴンドラスキー場に駐車した。しかし、シャッターが降りている。時間が早いのか? もう9時を回っているのでそうでもない。tonaさんが見てきてくれて、12月中旬まで休止ということであった。ここで、全員粟巣野スキー場 へ向かう。

 ゲレンデの入り口に到着である。

 ゲレンデに沿って舗装道路を歩く。

 登山口である。

 このルートは山をやり始めたころ何回か歩いている。特に「知人のTさん」と登ったときは、その急坂でもう来たくないと いう言葉が発せられ、頂上で下着を脱ぎ絞ると汗がポタポタ落ちてきたことを思い出していた。
 まあ、ジオパークに認定されたのだから整備はされたとは聞いていた。    

 いきなり、ナメコがぎっしりの木に出会う。しかし、遠いので諦めた。

 しばらく歩くと、またまた、ナメコだらけの木に出会う。今が旬のようだ。今回も遠かったので撮影のみであった。

 「百間滑」には新しい橋が掛かっていた。これには驚いたね。

 トイレも新しかった。しかしまだ、利用できないようであった。

 この「百間滑」の姿は変わりない。  

 脇のベンチで脱皮タイムである。

 また、ナメコだらけの木があった。  

 登山道の近くにもナメコだらけの木があった。これは見過ごすわけにはいかない。

 「五右衛門さん」が、道具で切り取り、下で「ひろさん」「のの☆さん」「Nさん」と私が転がって来たナメコを拾った。  

 サルノコシカケのようなキノコが群生している。

 ここは水場だろうか。一口いただく。

 前もいたが、今回も岩魚が姿を現した。撮影はできなかった。

 登山道を外れて、「松尾の滝」へ行く。私は初めてであった。このルートで滝といえば「竜神の滝」しか知らなかった が、それよりもいいそうだ。急坂を登っているところである。

 これはいい滝である。感動であった。

 滝壺である。この周辺は広くなっていた。ここで「なおりんさん」から提案があった。来年ここでバーベキューをしない?というものであった。 水は豊富にあり、暑ければプール代わりに滝壺に入れば涼が取れる。なんといっても近いのがいい。

 私は長靴であった。今回はひざ位の積雪でも雪が入りにくい長靴にしたが、積雪は心配なさそうだが、このような沢を渡るところでは 正解であった。  

 前に通った人間には信じられないことだが、ほとんど階段になっている。ちょっと整備しすぎだろう!と言いたくなるくらいであった。 これでは、ファミリー向けの遊歩道である。危険な場所は今までのところない。  

 滝は、霧が濃く撮影しなかったので標識だけ撮る。

 説明書きも撮影しておく。

 途中で二股に別れる場所があり、大きな杉を見るコースとそのまま頂上へ行くコースである。しかし、すぐに合流していた。

 今回は2本の内、1本だけ撮影したので、帰りに杉を見るコースで降りて2本目を撮影することにした。  

 階段ばっかりで、すこしうんざりする。

 休息では、いろいろなお菓子が回ってくる。「ひろさん」は、箱に入っているラスクを皆に配ってくれた。美味しかったね。

 登山道で立って休息している様子である。「Nさん」は「なおりんさん」が回しているチョコレートの入ったお菓子袋から 好きなものを選んでいるところだ。

 広場についた。昔はなかったように思う。ベンチが置いてあり、雪が目立ち始めた。  

 「山さん」は、もう次に進む道を見ている。

 「コニタンさん」は健脚である。タバコタイムになった。いい空気の中での一服は最高ということであった。

 休息が終わって雪が少し残っている道を進む。途中、階段が崩れている場所があり、ロープが張ってあった。

 ハシゴもあった。

 あと300mの標識からだいぶ歩く。「頂上はまだ〜?」と誰かが叫ぶ。「まだよ、まだまだ」と先頭の「れい子」さんが答える。 私も、もう階段はうんざりしてきた。また、誰かが「反射板見えたぁ?」と叫ぶ、先頭からは再び「まだよ、まだまだ」と声だけが 聞こえる。

 反射板が見えたところである。    

 やっと頂上に到着した。さっそく、昼食である。昨晩は鍋ということであったが、その残りを上手に人数分準備していただいた。 各自、コッフェルに水をいれ、野菜、肉を入れて、おにぎりといっしょに食べるのであった。

頂上で大切なことは、体が暖かい間に着込むことである。

 これは、私の分である。このコッフェルはお湯しか沸かしたことがなかったので、今回は初めてである。家で丁寧に洗って準備することに なった。

 「ひろさん」は、毎回鍋焼きを持参されてここに野菜を入れられた。あまりにも旨そうなので撮らせてもらった。

 野菜が煮立ってきたら、出汁の素を入れるということであった。

 「五右衛門さん」のはもう出来上がった。  

 他の人の分も撮影して回る。

 私の分は、沸騰してきたので、蓋をする。

 大きな柚を乗せている。  

 自分の分ができたので、いただく。寒い日に腹の中から温まったのであった。

 食べている風景である。(撮影:五右衛門さん)

 おなじみ、トイレである。  

 食事がほぼ終え、一服しているところである。積雪は問題なかった。

 標識が新しくなっている。冬山では大品山まで行きたいものだ。

 さあ、下山前に集合写真を撮りましょう。今度は滑らないでと毎回私の記録を見ているらしく言われた。  
 今回は大丈夫であった。

 下山の風景である。下山では階段は楽であった。危険がないというのがいいねえ。

 登るときに寄った広場である。「のの☆さん」はタバコを吸っている時間があるかと聞いていたが、ゆっくり追いついてくださいと なり、吸わないグループは先に行った。

 大きな杉の木の分岐点で待ち合わせである。下山では、左の道を通る。

 なかなかりっぱな木である。  

 下山でもナメコびっしりの木が見つかる。  

 登る時にガスって撮影しなかった竜神の滝である。これを「りゅうじんのたき」と呼びたくなるが「たつがみのたき」と呼ぶ。

 スキー場のゲレンデを通って帰路に着く。

 登山の後は温泉である。6人が向かった「れい子さん」が機転を働かせてくれ、通常700円であるが、6回3,000円券を購入 してくれたので、500円になった。露天風呂にゆっくり浸かり、疲れた体を癒した。



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