日(曜) | 2015年2月21日(土)、22日(日) | |
行き先 | 吉峰山 | |
天候 | 晴れ | |
メンバー | 自然解説員+一般参加者 計70人 | |
コース | 到着時刻ー出発時刻 | 所要時間 |
グリーンパーク吉峰交流館 | 13時30分 | |
吉峰山下見散策 | 13時30分ー17時00分 | 3時間30分 |
グリーンパーク吉峰交流館 | 17時00分 | |
グリーンパーク吉峰交流館 | 9時30分 | |
吉峰山自然観察会 | 9時30分ー12時10分 | 2時間40分 |
グリーンパーク吉峰交流館 | 12時10分 | |
計 | 6時間10分(2日間) |
今日は午後から研修会がある。最初は歩いて行こうと身構えていたが、どうも元気がなく電車にした。乗り換えなしで行けるので都合がいい。 こう楽ばかりしているとすぐに足腰が立たなくなり老化が早まり老人ホームへまっしぐらの人生が待ち受けている。山的には、普段着と長靴で 十分であったが、翌日一般の方も来られ、研修中にもあまりおかしな格好をするなと言われているので、私としては珍しく、雪山に登山靴と 登山ウエアを着て行った。リュックも18Lで十分であったが、スノーシューを取り付けるだけの目的に不要なものを詰め込んで30Lザック に収めたのであった。
終点の「岩峅寺駅」である。天気がよく上着もいらないようだが、山である。あくまでも慎重に対応しよう。
新書を一冊持ってきているので、交流センターの喫茶店でお昼をとろうと考えていたが、「蕎麦屋」の看板がある。 まだ、時間も2時間以上あるので、入って見ることにした。一般の住宅を改造しているようである。
座敷にはテーブルがいくつか並べられてあり、庭を眺めながら縁側で食べることができるようだ。生花の梅(たぶん)もいい感じである。
隣の部屋はテーブル掛けであった。
一番安いセットを頼んだら、まずセット品から出てきた。
左から、鴨肉、ダイコンと里芋田楽、だし巻きである。
蕎麦が出てきた。この不揃いが手打ちを感じさせている。
一時的に時間が止まったような、錯覚を覚えた。ゆっくりした昼食でしばらくは貸切であったが、後から2組み 来店された。
出汁も好みであった。何も言わなくてお食べ終わる頃に蕎麦湯が届く。まったく、いたれりつくせりの蕎麦屋である。
集合場所に向かうが、まだ1時間以上ある。天気がいい。
受付をして出発準備を終わったところで、撮影をお願いする。腹が出ているので何を身につけても似合わないが 一応、山へ入る格好に見えるので良しとしよう。
今日は下見であるが、先輩解説員から解説のポイントなどを教えて頂く場でもある。
里山とは言え、積雪はある。50cm〜80cm程度ではなかろうか。平年よりぜんぜん少ないと思った。
2年ぶりにスノーシューを付ける。ワカンでも良かったが、こっちの方が楽である。
カンジキ組は苦戦しているようだ。
「メタセコイヤ」の話を真剣に聞いているところである。(写真提供:くさのさん)
(写真提供:tonaさん)
(写真提供:シャムネコモモさん)
(写真提供:シャムネコモモさん)
ポイントのひとつは冬芽である。その形を見ながらあれこれ解説するのだそうだ。けっして教えるという態度はいけない 伝えることに徹して欲しいと言われていた。
木の病気である。ガンのようにコブができている。
これは、うさぎの足跡である。どっちが前足で、どっちが後ろ足でしょうと問いかけがあった。
雪が少ないとスノーシューは横歩きしなければならないので大変なのだ!(写真提供:くさのさん)
後ろ姿だと軽快に歩いているように見える。(写真提供:くさのさん)
「ミズオ」という木を聞いたような・・・・。間違っているかもしれない。
初日は30人一度に行動している。この中に知り合いが3名もいる。今回は、思いがけない人との出会いもあり 楽しかった。
木の肌が剥離している「リョーブ」である。
結構、急坂もあった。健脚コースのようだ。
途中の休憩風景である。
「クロモジ」の芽である。クロモジは、和菓子の楊枝になるのでよく知られている。
皆さん先生方ばかりである。研修の講師も全員揃っている。これは、「ヒメカンアオイ」でギフチョウの餌である。 花が埋もれている。
「ゴンズイ」と習った。
時間になったので、宿泊場所に集合する。
受付をすると首から下げるプレートをもらえる。何か、緊張したね。
なかなかいい部屋である。紅茶が美味しかったので2杯いただいた。
続いて、登山研修である。講義予定は、冬山登山についてであったが、御嶽山噴火の話に変更された。 何本かの報道されていないビデオを見せていただきあたらめて火山の恐ろしさをしった。このビデオは 放映禁止なのでけっしてネットで流さないようにということなので、写真さえもふうじている。
火山災害についての女医さんからのメールマガジンの話があり、百名山中34ほどが火山なので、 百名山を目指している人は命をかけなければならないと話されていたことが頭にこびりついている。
温泉に入り、しばらくくつろぐ。ここで、17会の会長さんと名刺交換をさせていただく。
夕飯後は二次会というか、懇親会であった。舶来のワインの差し入れや、高級な酒の差し入れなどが あり、場を盛り上げた。
この酒は、会員限定の大吟醸ということで撮影させてもらった。軽く飲みやすかったので、たくさん飲んでしまいそうな 酒であった。
朝の目覚めは良かった。 テレビを見ると17℃と予報されている。これは「春一番が吹くな!」と全員が同じ意見であった。
さあ、準備をしなければと貸出用のスノーシューを積む。今回は無料ということであった。
宿泊場所を後にする。自分の役割は、参加者の誘導である。40人くるという情報が入っている。
だいぶ、集まっている。受付場所である。
開会式の様子である。総勢70人ほどを9班に分けて活動するということであった。
雪のある場所でカンジキを履いている様子である。
中には初めての方もおられ、指導しながら履いているところである。
出発したところである。コースはどこでもいいが、12時10分まで戻ることだけがルールである。 昨日せっかく下見したのに、違った道に向かっている。
解説の風景である。
この枝先はカッターで切られた用に斜めになって白くなっている。これは、ウサギが食べた跡と知る。 動物の糞もあり、手に取ってほぐして、ほら繊維質が多いですね、と説明を受けた。
天気がいいので、眺望がいい。
この辺までくると積雪も1mほどではなかろうか。トレースのないところを進む。
「マンサク」の咲き始めである。(今年初めて見た。)
アーバータワーが近くで見える場所まで登る。火力発電所や海までも見える。
いい天気である。
さあ、下山である。スノーシューは下山は不得手なので新雪の上を歩いて下った。
昼食は、宿泊先で作ってもらった。少し足りないなあ!
左がカモシカで右が鹿である。カモシカは牛科ということを初めて知った。これは、ここ吉峰で見つけられたということだ。
昼食後はレクリエーションであった。向こうにいるリーダーのところまでスノーシューやカンジキを履いて走り、 じゃんけんをして勝ったらそのまま戻れるが、負けたらリーダーの周りを回って戻らなければならない。 私の班は人数が少なかったので2回走った。結構、いい運動であった。
一位から三位までは、商品がもらえる。一般参加の子供たちが選んでいるところである。
帰りは、ありがたいことにKさんに近くまで車で送っていただき、時間が確保できたので、松川へ行った。
少し小腹が空いたので、駅前で蕎麦でもと思ったら、バスが停留所に停まっているので、そのまま乗車する。 たい焼きセットにしようかウドンにしようか迷った挙句、雨が降りそうであったので、いつものラーメンにした。