2015年 5月10日 バードウォッチング

野鳥の園

日(曜) 2015年 5月10日(日)
行き先 野鳥の園・ねいの里
天候 晴れ
メンバー イベント参加者約40名
コース 到着時刻ー出発時刻 所要時間
JR速星駅  6時30分
H先生の車に同乗  7時40ースルー  70分
野鳥の園  8時00分
ねいの里 11時30分ー11時40分 210分
ねいの里園長さんの車に同乗 11時50分ー12時10分  10分
JR千里駅 12時20分  10分
合計 300分( 5時間)




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 今週から愛鳥週間が始まるので、各地でバードウォッチングのイベントがあるようだ。私は、ねいの里のイベントに応募した。
 実は、先月自家用車で下見している。今日は車が使えないので、いつものように公共交通機関プラス徒歩で会場に向かうことになる。 応募はメールにしたが、その中で「遅れる可能性がありますが、そのまま続けてください」と書いた。

高山線の速星駅か千里駅か迷ったが、呉羽カントリーでゴルフをした時には速星駅からタクシーで行ったことを思い出し速星駅にした。  

 遅れて、自分だけ置いてきぼりにされることも想定して途中で鳥を撮る。これは、後にH先生に「ムクドリ」と教わる。

 今日は、時間がタイトなので早めに歩いている。汗も出てくる。ここでトイレ休憩をとる。
 落合橋を抜けたあたりで鐘が鳴る。7時の時報である。さらに速度を早める。

 ルートはゴルフ場へ行くように進めばよく、途中で近道を行くことにしていた。  

 「アマドコロ」(甘野老) ナルコユリにも見えるが葉の形で決めた。

 もう時間がない。もうすぐゴルフ場である。何台も車が追い抜いて行く。だいぶ疲れも出てきた。

 その時だ! 一台の車がゆっくりと横に付いたかと思うと止まった。なんと、私がもっとも敬服しているH先生ではないか!

 乗って行かないかとのことで、ありがたく便乗させていただく。これで、時間に間に合った。感謝でいっぱいである。

 私の目的はいくつかあったが、まず道具を皆さんはどんなものを持っているかの確認があった。双眼鏡は常識で持っていない人には 貸出してくれた。10倍ぐらいがいいようだ。カメラは、500mmという専門的なものを持っている人もいたが、やはり今のカメラでは ダメで、これから探そうと思う。

 この望遠鏡は非常に良く見えた。

 開会式である。約40人で顔見知りも数名いた。Tさん夫妻と久しぶりの再開であった。3人机でいっしょに勉強した中である。

 なんでも、ショートコースとロングコースがあり顔見知りの何名かはショートコースであった。(残念!)

 「ニュウナイスズメ」(出典:日本野鳥の会のホームページ)  

 歩き始める前に「ミサゴ」の巣に雛がいるという話からであった。望遠鏡では良く見えたが、自分のバカチョンカメラではこれが限界である。

 ミサゴは英語でオスプレイといい、登山用品メーカのロゴになっていると誰かが話していたので、帰宅後自分のを確認したらそうだった。  

 「ミサゴ」(出典:日本野鳥の会のホームページ)  

 鳥の巣を見つけた。これで、どの鳥かを当てることは無理らしい。

 ロングコースのメンバーが出発である。野鳥の園から観察しながらねいの里までの歩きである。ここは、中部北陸自然歩道があり自分は反対方面から 歩いた経験がある。

 「ヤマボウシ」(山法師)の白いのを今年初めて見たので撮影する。

 「ヤブデマリ」とのこと。てっきりオオカメノキかと思ったが、5枚の花の内1つが小さいので区別がつくということであった。

 確か、「メジロ」と言っていなかったかなあ。これでは分からない。

 「メジロ」(出典:日本野鳥の会のホームページ)  

 これは、「ヒヨドリ」だったと思う。

 「ヒヨドリ」(出典:日本野鳥の会のホームページ)  

 天文台を抜けて、ドングリ橋を渡る。

 橋の上からは、水鳥も見られた。

 「コガモ」(出典:日本野鳥の会のホームページ)  

 「キンクロハジロ」(出典:日本野鳥の会のホームページ)  

 「カワウ」が巣を作っている。雛もいることは望遠鏡で見せてもらえた。

 「カワウ」(出典:日本野鳥の会のホームページ)  

 「コバノガマズミ」 時期的にこれであろう。

 「ギンラン」


  カッコウの初鳴きということであった。今日の日付が付けられた。姿が見えなかったので写真はない。

 遊歩道を歩く。

 尾根道なので気持ちがいい。

 なんだ? と思って撮影する。誰かが、ヤマウルシかもと言っていたが、ヤマウルシの葉は互生であるのにこれは、対生であるので 違うことが分かった。サワグルミだろうか。自信なし。

 竹やぶの中の遊歩道を通る。自然にタケノコを探している自分がいる。

 倒木が道を塞いでいる。小学生が支えてくれたが、危ないので止めてもらい自分が蹴飛ばして人が通れるようにした。  

 竹の道は、下がフワフワの絨毯のようでいい感触だ。

 道の脇に筍が出ていたので、参加者の一人が素手で折って子供に与えていた。

 「オニノゲシ」(鬼野芥子) 鋸歯が刺状なのでノゲシではないと思うが、自信なし。

 「キリ」の花

 「ジシバリ」かなあ? 自信なし。  

 「ノアザミ」(野薊) 花の下が粘着くかどうか確認しなかったのでノハラアザミかもしれない。

 野鳥の観察ステーションとは面白い。

 おや! タケノコが出ている。それもたくさん出ている。思わず手が出てしまった。

 片手にいっぱいになったので止めておいた。

 「サクラソウ」とTさんに教えてもらう。

 「シャガ」

 「コデマリ」といった人と、違いという人がいて結論が出ず、園芸種だろうとなった。

 クリの木を好む蛾で「オオミズアオ」ということであった。

 なんの蛾の幼虫か分からないが、大きな黒い毛虫が這っている。  

 沼のある場所で、「カワセミ」が居たというので全員立ち止まる。ホウノキの影に隠れたらしいが、自分は見ることができなかった。  

 「カワセミ」(出典:日本野鳥の会のホームページ)  

 「?」

 猫坂峠に到着し、ここで小休止。秋にヒラタケが成っていたこともあると聞いた。

 「フタリシズカ」 少しボケてしまった。

 「エゾタンポポ」  

 ねいの里に着いた。私の目的でギフチョウの卵を撮影したかった。ヒメカンアオイを探す。

 Tさんご夫婦が見つけてくださった。

 やったぞ! ギフチョウの卵と幼虫を撮影できた。

 ここで、どんな鳥を見つけたかや鳴き声で分かったかの締めくくりがあった。全部で26種類であった。  

 自分が双眼鏡で見たのは10ほどである。声は未だに分からない。カラスとウグイスとカッコウは分かるということから 早く脱却しなければならず、なく声のでる教材も注文している。

 ここで、お昼ご飯を食べた後に出発した野鳥の園に送迎してもらえるが、私はその時間を利用して千里駅に向かって歩いた。

 もうすぐ国道へ出る時に、横に車が止まった。園長さんが助手席から顔を出して、どこへ行くかと聞いたので歩いて千里駅に行くと 言ったところ途中まで乗ってはどうかとのことで、ありがたく便乗させていただいた。ありがたかったね。

 顔も腹も白いのでシジュウカラだろう。

 千里駅に到着したら、40分ほど時間があった。  

 暖かい待合室が臨時喫茶になり、読書タイムである。でも、少し眠くなってウトウトして、あまり読めてない。

 車で送っていただいたために、昼食を早めに食べることができた。最近は定食にしている。

 今日は、行き帰りと先生方に送っていただいた。ここにふれあいがあったので、これが一番の収穫だろうか。世の中捨てたものではない。

 いい一日であった。



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