日(曜) | 2016年6月12日(日) | |
行き先 | 夫婦山 | |
天候 | 晴れ | |
メンバー | 花じいさん、シャムネコモモさん、みみな草さん(旧、けいちゃん) くさのさん、ゆきさん、ぜんち |
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コース | 到着時刻ー出発時刻 | 所要時間 |
夫婦山登山口 | 10時10分 | |
松瀬峠 | 11時25分ー11時35分 | 75分 |
女峰登頂(昼食) | 12時00分ー12時35分 | 25分 |
男峰登頂 | 13時25分ー13時50分 | 50分 |
林道(休息) | 14時25分ー14時35分 | 35分 |
夫婦山登山口 | 14時40分 | 65分 |
計 | 250分( 4時間10分) |
きっかけは、探鳥会であった。シャムネコモモさんからトレーニング用に近くの里山でもと打診があった。
途中で待ち合わせし相乗りで登山口の養豚場裏に到着した。
私もいくつか口に入れたが、甘くてジャムにすれば最高だろうと思う。
さて、このメンバーでは、単にピークハントで終わるはずはない。のっけから自然観察となる。
ヤマトウバナ 改め クルマバナ(図鑑登録)
アカショウマ
アカネ(図鑑登録)
コナスビ(図鑑登録)
目に入るものは全て同定というから超人達である。
花じいさんの行動を観察する。自分のような素人では、見た目で「これは、何かも!」と判断することが 多い。例えれば、カタバミの葉を見て、カタバミかクローバーかなあと考え、やっぱりカタバミだという思考 回路である。
夫婦山はファミリー向けで、登山道の整備は行き届いている。このような階段が多く歩きやすい。
ツルアリドウシの花(図鑑登録) この実は知っているが花は初めてである。
今の時期は、ササユリが可憐な清楚な花を咲かせている。
この匂いは最高である。何か所も嗅いで歩いた。
クモキリソウ(図鑑登録)
ランの一種。
サンカヨウの実(図鑑登録)
ヤマアカガエル by みみな草さん
トリアシショウマ アカショウマとの違いは葉の形で区別するしかない。
ウツボグサ(図鑑登録)
シャムネコモモさんが、似たようなムグラを二種類分かりやすいように摘んでくださった。
コースタイムの数割り増しで松瀬峠に到着した。こういう登山はいいねえ。
花じいさんとみみな草さんは、ヤエムグラ属とシデ類で盛り上がっている。私は付いて行けず傍観者であった。
ササユリがいい形で咲いている。
くさのさんとゆきさんが急登を登って来られる。
同じところを、ゆきさんはストックのみで軽やかに登っている。(撮影:みみな草さん)
女峰に着いて、花が満開の木の出迎えがあった。
まずは、集合写真である。
ちょうど、12時なのでここで昼食をとる。木陰があり、肌寒いくらいである。下界は30度のようなので 実に気持ちがいい。
みみな草さんから、メロンの提供があった。冷たくて美味しかったね。2つも食べてしまったよ。
イチヤクソウの花(図鑑登録)
ここで、イヌシデかクマシデかの決着が着いたようだ。花穂の付いている木が見つかったためだ。 クマシデという結論であった。
ツタウルシ(図鑑登録) ヤマウルシと同じでかぶれる。三枚の葉と葉柄が赤いことが特徴として 覚えておこう。
ホタルブクロ(図鑑登録) 花も咲かない段階で見事に当てられる。こういうことができるためには ほとんど年がら年中山に入って観察していなければならないはずだ。花の姿は一週間もすれば全然違う。
登ってもただでは戻らないところがすごい!。ナデシコの花を見つけて来られた。
くさのさん、そんな先端まで行って大丈夫?と思わず心配してしまう。先端の岩は風化して脆く なっている場合も多い。私は、一度滝で転落した経験がある。
ゆきさんである。この場所でポーズをとることは勇気がいる。写真では分からないが、風も吹いて いる。逆光なのが少し残念だねえ。
男峰山頂である。集合写真はさっき撮ったのでなしにしましょうということで、雰囲気を撮る。
各自くつろいでいる様子である。方位盤があったので、見える山々を山座同定をしている。頂上での 楽しみの一つだ。私は、目の前の祖父岳しか分からなかった。
トンボを一匹。チョウも飛んでいたが、なかなか止まってくれない。野鳥との出会いもなかったねえ。
男峰からの急坂を降りて行く、ゆきさんである。
途中の林道での小休止である。話が盛り上がっているようだ。
途中で、スローモーションのように優雅に飛んでいる蝶に出会う。シャムネコモモさんより アサギマダラと教えていただく。初見であった。(図鑑登録)
ゴールである。
降りてさっそくヤマグワを採っているくさのさんとゆきさんである。食べ方を聞くとヨーグルトの上に乗せて 食べるということであった。なるほど!と私は感心した。
いつもの登山ならここから帰るが、近くまで自然観察をしようではないかとなった。