磐梯山



日(曜) 2017年5月27日(土)
行き先 磐梯山
天候 小雨
メンバー 知人のTさん、タッカシーさん、くさのさん、ぜんち
コース 到着時刻ー出発時刻 所要時間
自宅  5時00分
八方台登山口  9時50分
弘法清水小屋 11時40分ースルー 110分
磐梯山山頂 12時30分ースルー  50分
弘法清水小屋 13時00分ースルー  30分
八方台登山口 14時30分  90分
280分( 4時間40分)


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 話は数か月前までさかのぼる。知人のTさんが、磐越自動車道を通っている時、左手にたたずむ素晴らしい山を見て停車して見とれてしまった。 あの山に登りたいという意識が芽生えた瞬間であった。そして、直ぐに磐梯山と知れることになる。
 何か月も前から5月の最終土日を空けて置いてくれと催促があり、そのつもりでいた。
 今回は、タッカシーさんとくさのさんも加わり早朝5時出発のおやじ登山が始まった。
 おやじ登山とは、百名山、温泉、おいしいものを味わう贅沢な登山である。    

 自分は山行を担当することになっており、今回も調べに調べたところ、あまり知られていない「八方台登山口」を見つけることができた。
 このルートの場合1時間ほど短縮できる。

 東北の山は初めてであったので不安もあったが、歩きはじめてその整備の良さに感心する。標高もあまり高くないので 樹林帯があり当然野鳥も期待できる。荷物にはなったがカメラも下げてのトライである。

 気温は肌寒い感じであったが、早くも腕まくりをしているくさのさんがいる。  

 途中、イオウの匂いがする。営業はしていないが中の湯である。そのところに、湧き水の場所を発見した。

 ウグイスの声が近い。タッカシーさんにあそこにいると教えてもらう。ウグイスであったが、逆光でいい写真にはならなかった。
 タッカシーさんはバーダーの素質があるのではないかなあ。    

 ミズバショウも群生している。

 キセキレイも2羽で飛んでいた。

 登山道から眺めた湖である。ガスが濃くて頂上の眺望は望めない。  

 小屋まで300mの分岐点である。皆とはかなり離されてしまったなあ。でも、無理はしない。

 3人は小屋で待っていてくれた。あと500mで頂上であるが、ここからは急登であった。    

 皆と10分遅れて山頂に立つ。多くの登山者でにぎわっていたが、三人は見えない。

 数m下に標識があり、その前で待っているのが見えたので降りて撮影してもらった。

 なだらかな道が多かったので無理なく下山出来た。もう少し天気が良ければと思ったが、こればっかりは どうにもならない。むしろ、大雨にならずに済んで良かったと思う。  

 遅い昼食である。最初の予定では、喜多方ラーメンを食べることにしていた。しかし、私がメジャーな登山口を選ばなかったので 車で捜しながらであったが、空腹には勝てず、途中の店に入る。

 なんと、シイタケ茶が出て来た。初めてであったが、これはおいしかったね。    

 最初は、喜多方ラーメンのつもりで醤油ラーメンを頼んでいたが、ここの名物が「山塩」と聞いて 全員、山塩ラーメンに変更した。さっぱりとした味であった。

 そして、宿舎である。知人のTさんには申し訳なかったが、あらかじめ値段を聞いており、まったく期待はして いなかった。
 しかし、これは大きな間違いであった。案内された部屋からは畳表のイグサの香しい香りが立ち込め部屋も広くて 清潔であった。浴衣や洗面セットも準備されており、温泉旅館の方が似つかわしい宿屋であった。

 まず、温泉に入る。60℃の源泉かけ流しである。塩化ナトリウム泉と書いてある。湯温がちょうどでたちまち筋肉が弛緩して いくのが分かる。
 次いで、夕飯である。これも期待はしていなかったが、予想を大きく越える内容であった。
 この宿は、スキー客や学校の合宿として使用されることが多いという。今回も中学生約30人が、合宿にしていた。
 先生の号令できびきびと動いている。さて、席に着いてご飯をよそいに皆が集まった。先生は、順番に回せ!と指示している。
 最初のご飯が来たので、生徒の席に置かれた。それを見ていた先生は、「一番目は先生だろう!」と激怒する場面に出くわし、 部屋に帰ってから大笑いであった。
 夕飯のメニューにトンカツが出ていたが、これは試合に勝つ、ことをもじっていると思ったが、自分だけだったようだ。  

 まずは、乾杯しよう。部屋でビールを少し飲んでかなり効いていたので、夕飯はお茶にした。

 寝る前にも温泉に浸かり。仲間との語らいにも花が咲き、ゆったりとした時間が流れていた。



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